気まぐれな日記

ε(Phis)が気まぐれに書きなぐるブログ。

2021年8月度メルストストーリーの感想

 
これの話(感想)です。

スクショは貼らない上、ふっわふわな感想の類の記事ですが、ネタバレチックになる部分があるので、閲覧注意。

 (記事にダイレクトに来た人のために行間を開けます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから感想です。

<ストーリー全体像の感想>

今回の話は、基本的には相容れない存在に対してどう向き合っていくか、と言うところが焦点になっているように見えて、私の脳内に出てきたイメージが、「人間から見た『外国人』『猫』『ライオン』『石ころ』の群像劇をラブコメに落とし込んだお話」と言う感じだった。以下立ち位置対応。

人間→外国人 :人間→海の人たち(ほぼ対等であり理解のできる存在)
人間→猫   :彼の者→人間(同じ種族ではなくほとんどの場合個々について区別も意識もしない)

人間→ライオン:人間→彼の者orでかぶつ(恐るべきものであり少なくとも対等な存在ではない)

人間→石ころ :でかぶつ→人間(個々を認識するレベルのものでない)

こういった、立ち位置の違いを膨らませたり、立ち位置を変動させたり、愛と言うエッセンスを入れるのはとってもメルストらしいなとか思った(一例としてシアノ+マトリクスとか、メルスト内だけでも大きく立ち位置の違う者の愛は割と表現されてる気がする)。ただ、今回のヒロインは向こう側に向かった形であって、あまり過去例がなかったか。

しかし一方で、立ち位置を変動させるお話の手法っていうのは割とよく見るものでもあって、「共感」を理解しやすく、やっぱり人気なんだろうなとも思った。「みんな仲良し」と言うハッピーエンド。この世の中にはあまりにも沢山「あいつのことは分からない」があるからこそか。

 

<幸せの向こう側にあるものの想像>

彼の者と共に生きることを選んだ者は、永遠の孤独は寂しいだろうが、永遠の伴侶がいたならばそれは楽しいのではないか、と言った発言をしていたが、その先にあるものは一体何なのか、と言うのは想像が楽しい。

無論ただの幸せがそこにあるかもしれないのだが、悠久の時は人間のライフスパンを越えてしまうから、彼の者が彼の者となったような未来が完成する可能性もある。今までの交友関係は消滅し、それに耐えきれるのか。耐えきれず、彼女もまたそうなっていくのか。

ほぼ間違いなく上述の立ち位置の変動が発生してしまうため、これを世代ごとに解決していけるのか。これまでのメルストのストーリーを省みるとそうなりうるのだが、答えを求めるのも野暮かもしれない。

 

<メルストのストーリーとして気になった部分>

魔法および魔法の国とは関連してないが深淵のそれは所謂不老不死の薬であるわけで…メルストの永く生きる者たちや〈禁呪〉に関わってきそうだな、と。『第6のゴドルコン』も無限リソース系のものであるし、彼の者の額には『紋章』のようなものも。そういう意味でも含みがありそうな話であったと思う。言うまでもないとは思うが、これは完全に適当な推測であり、本当にそうであるかは全く補償しない。

 

まあそんな感じ。途中から収集もまとまりもつかなくなりそうになったのでここで打ち切っておこうかな。