気まぐれな日記

ε(Phis)が気まぐれに書きなぐるブログ。

コンスピラシー:王位争奪スポイラー1、2日目

お盆おわるなーとか思ってたらもうスポイラーの時期だったよ!おい!
いつも通り独断と偏見まみれで所感を述べていくぜ!ふぉー!
まずはメカニズムについて。それからカードな。249216


○メカニズム:統治者
概要としては、毎ターンのエンドに追加でドローができ、クリーチャーによる戦闘ダメージでこの権利を奪うことができる。コンスピラシーだと多人数戦の都合、主な影響はヘイトであるが、一方でレガシーなどの通常の1対1だと盤面有利を手札有利に変えることができるトンデモメカニズム。軽いマナで統治者になるカードがある場合、レガシーの環境は変わるんじゃないかな…回避能力でこれを奪うことも可能ではあるが、これを想定して回避能力持ちをデッキに入れるのはどうかと思うし。


○キーワード能力:両策
策略の対象が2つ選べる。そんだけ。と言うか、2つ選んで意味がある効果にデザインされてる。


○能力語:動議
投票の数に意味を持たせた投票を行う。投票数が多いほど有利になるため、人数の多い多人数戦のほうが効力が大きくなる。また、投票数を増やすことのできるカードによって強化されるということを意味する。


○キーワード処理:使嗾
しそう、と読むらしい。読めねーとか思ってたら公式に書いてた。自分以外(自分のコントロールするプレインズウォーカーを含む)に強制的に攻撃させる能力。まあほぼほぼ多人数専用能力であり、ただの嫌がらせである。まあ場をひっかきまわしたり、どういうヘイトがたまっているのかを見る意味ではありかもしれない。


○キーワード能力:会戦
1対1だと攻撃時+1/+1修正。多人数戦でかついろんな人を殴ると強くなる。冷静に考えてヘイトがそんな公平なわけはなく、一方を取る取られるがあるのでまあそんなにたくさんを殴る意味はない。それをすることは自分のブロッカーを投げ捨てることを意味するし、何より全員を殺すぞと言う意志主張になって皆に逆に狙われかねないのでやる意味がほとんどない。多人数戦だったらクリーチャーのパワーを求めるより強そうなやつを共通の敵にして殺すことを考えるべきである。はっきり言って糞みたいなキーワード能力だと思う。多分これ今回一番嫌いなやつ。いっつもお前嫌いなやつあるな。


○パリアノの先兵
ドラフト内のみ指定カードタイプのクリーチャーを強くする熊。おそらく人間とかを指定するんだろうけど。実際、白の能力であり強いと思う。そしてこの数の暴力的強さはしばしば多人数戦においてヘイトをためる。それどころかドラフト中にヘイトをためる。難しいところだ。構築では白い熊。


○選択の幻影
1マナ1ドローカードであるところがグッド。そして相手の大事なところをつぶすことができるのがさらにグッド。正直、相手が青握ってたらこれを警戒して投票系を撃たなければならないレベル。かなりやばめ。最もヘイトは買いまくる可能性あり。それでも強い。と言うかこれを撃つことで勝つ、っていうところで撃ちたいか。


○極刑
敵全体に投票数分のクリーチャーサクリファイスとハンドデストラクションを与えるカード。基本的にはこれらを合計4つ行う(プレイヤー4人ってこと)。場に盤面を取るデッキのみorコントロールをするデッキのみだと効果はかなり薄いがまあそんなわけないのでタイミングよく使ってゲームをかっさらって差し上げろ。最も、投票の都合、そんな盤面だとしても1人はほとんど影響を受けない可能性が高い。上記選択の幻影を使うと無双できる。アド半端ない。ヘイトも半端ない。


○マルチェッサ女王
4マナで統治者になれるところが強い。一方でトークン生成能力は強いものの、その場合相手にすでにアドバンテージを取られている状態でそれなのが問題か。色も難しく、さくっとピックしていいカード化は疑問である。


○君主の領域
これってピックで策略取りすぎたとき40枚デッキ作れずに負けるの?


○召喚者の絆
2種類のクリーチャーを多くとり、かつ一方がでかく一方が小さいクリーチャーを多く取れれば爆発する。勿論、ヘイトも爆発する。これがコンスピラシー。


○カストーディの平和の番人
この類のチキンレース系のドラフト専用カード、好き。ドラフトですさまじく悩まされるんだよ。


○コジレックの審問
再録枠。はっきり言うけどコンスピラシーでは弱いよ。カウンターもそうなんだけど、一人にしか効果が及ばないカードは使う、使われるが行われなかった人が有利になるだけなんだ。ああ、構築では言わずもがなだろう。


○燃え立つ願い
再録枠。これはコンスピラシーにおいて非常に考えさせられるカードの一つ。どれだけソーサリーを幅広くピックできるかが勝負のカギであり、一方でそんなにソーサリーをピックして(=クリーチャーおよびその他のカードをピックせずに)勝てるかが分からない。しかし、多人数、そして試合が進めば1対1になるこのフォーマットでこの類のフレキシブルなカードが弱いとは私には到底思えない。構築ではまあ言わずもがな。


1日目分ここまで。

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2日目分ここから。


○奪取
再録枠。いやあね、こういう奪う系の呪文は場が荒れるから好きだよ。しばしばどうしようもない系統のクリーチャーを奪ってにっこりできるし。無論ヘイトはたまるが。ヘイトたまっても相手を殺せりゃ問題ねーんだ。


○秘儀の学者
情報を与える代わりにソーサリーかインスタントのマナコストを踏み倒す。無論、下手な情報を公開するとヘイトを買うだけであるが、マスデストラクションを公開しておいたりすると相手の展開は鈍るだろうし、そこであえて唱えないなんて言うプレイングもできるナイスメン。やれる子。高度な情報戦を制するのは誰だ。


○パリアノの大悪魔
4マナ5/4飛行は単純に強いが、コンスピラシーの世界での単純に強いはしばしばヘイトを買うだけなのである。それどころかピック内容が相手に公開されてしまうため、普通の単純に強いカードよりよっぽどたちが悪い。ほとんどの試合において強い状況となる1対1になる前に退場させられてしまうだろう。はっきり言ってピックするのが罠であると言わざるを得ないカードである。また、一方でレガシーの場合、墓忍びでいい。現実は厳しい。

○黒薔薇の棘
4マナで統治者になれ、自身で接死を持っており、シングルシンボルである。マルチェッサより色拘束が緩く、レアリティもコモンであるのでしばしば見かけることになるのではないかと思う。