気まぐれな日記

ε(Phis)が気まぐれに書きなぐるブログ。

えるどりっちむーんスポイラー2日目

さあどんどん新カードが出てきちゃいますよ。僕の独断と偏見も出てきちゃいますよ。243692


・単体騎手
名前と違って単体では働かないやつ。しかしこいつはすさまじく強い。どうやって使うかって?キャストオジュタイコマンド、モード、ゲイン+リアニメイト。こういったお膳立てが必要かもしれないけど、こういうことで達成する。詐欺臭い。


・白髪交じりの釣り人
現段階のスポイラーでは変身はかなり難しい(裏面が無色クリーチャーでも、戦場以外において裏面は影響を及ぼさない=墓地では表面を参照)。しかし、構築においてエルドラージをある程度使えば3マナ4/5である。青ってやっぱクリーチャーの色なんだなって。


・流電砲撃
プレイヤーに当てられない時点でつまらないってはっきりわかんだね。最も、焦熱の衝動と比較するとこちらに軍配が上がることがほとんど。1枚目を除いて上位互換。墓地肥やしでたまたま落ちてたら完全上位。え?安らかなる眠り?そんな環境稲妻使っとけ。


・異端聖戦士、サリア
スーパーテンポロス生成生物。相変わらずヘイトベアーしてますね姉さん。テンポロスだけならいいんだけど、前よりもマナコスト重くなった分パワータフネスも増えて先制攻撃を相変わらずお持ちでいらっしゃる。クリーチャー戦においてはとんでもなく優秀と見える。


・サリアの槍騎兵
伝説サーチ生物。別にクリーチャーである必要はなく、伝説の土地や伝説のエンチャント、伝説のアーティファクトなど伝説なら何でもいい。そのため、EDHにおいて今までのサーチとは全く違うサーチができる。弱点はマナコスト。しかし、サリアの槍騎兵がエムラクールをサーチしてくるこんな世の中じゃ。


・神聖な協力
最高にクールなカード。上記単体騎手の変身や、テンポロスの生成、クリーチャーを対象に取らない生贄除去である。なんでもできると言わざるを得ない。生贄除去に関してはブロッククリーチャーには打てないけどシングルシンボルになった天界のほとばしりである。モードの存在を考えるとまあなんていうかあんまりだよ。


・身分泥棒
クローン枠。こいつは別になにも相手のクリーチャーを吹っ飛ばす必要はない。自分のクリーチャー、とりわけ戦場に出たとき能力を持っているカードをブリンクするという使い方もできる。ただし起動が攻撃を伴うっていうのが問題である。ちなみに相手のひっくり返ったカードを元に戻すこともできたりしてなかなかやるやつである。クローン枠にしてはかなり多芸。速攻がぐらいほしかったが。


・非実体化
ダブルシンボルでもいいのでパーマネント戻せるようになってから出直してください(注:その場合ブーメランの上位互換となりダブルシンボルでも強すぎます、でもせめて土地以外のパーマネント…)。環境内では、粗暴な排除が同様のモードを持っています。環境を超えると造物の学者、ヴェンセールがパーマネントを戻せる形で同様の効果を持ってます。つまりだな。ヴェンセールをよこせ。汎用性は高い、と言いたいところだがアドバンテージを失い、かつ呪文でないとクリーチャーにしか触れないという部分はかなり大きな問題です。粗暴な排除をほぼ誰も使ってないところを見て推し量るべし。





※呪文のバウンスと言う処理について
本来、スタック上のオブジェクトは「解決される」か「打ち消される」のがほとんどですが、それ以外にも実は「バウンスされる」ことや、「追放される」ことがあります。
呪文のバウンスをできるのは上記の通り「造物の学者、ヴェンセール」「粗暴な排除」「非実体化」の3つ(のはず)です。(追放は「時間停止」や「精神壊しの罠」で行われます。今回は割愛。)
この呪文がバウンスされるというのは、打ち消されるのとは全く異なる処理です。
打ち消されるとスタック上から墓地に送られますが、バウンスされるとスタック上から手札に戻ります。いずれにしろ呪文は解決を待たずしてスタック上から消えてなくなります。つまり打ち消しの一時しのぎ版みたいなものです。
昔のカードで「差し戻し」と言うカードがありますが、これは根本的に異なります。差し戻しは「打ち消し」た後、墓地の代わりに手札に戻すカードであり、スタック上からバウンスしてはいません。ご注意。

…すこしわかりやすそうな例を。
「バウンスされる」は戦場でもスタック上でも「バウンスされる」です。一方で「打ち消される」は戦場では「破壊される」だと思っていただけるとわかりやすいです。同様にすれば「打ち消されない」は戦場では「破壊不能」です。即ち、呪文のバウンスは「打ち消されない」の影響を受けません。「破壊不能」を持ってたってバウンスできるでしょ?そういうことだよ。