モダンのプロツアーすごかったですね

ベスト８に…色の付いたクリーチャーがいねぇ…（大霊堂のスカージとかは居るけど）
禁止云々ですけど、するとするならばまあ寺院禁止が妥当ではなかろうか。以下理由。
ウギンの目の場合、確かに１ターン目からの異常な展開はなくなってしまうものの、そもそも伝説の土地であること、それ単体では一応マナは生み出さないこと、トロンなど他のデッキにも入りうることが禁止にならない理由になる気がする。
アーボーグを禁止にしたところで何になるというのだ。反論材料は伝説であること、黒マナを生み出すことが出来る利点を享受できるのがこれまた伝説であるウギンの目だけであること。
一方で、寺院はと言うと伝説性が無い、殆どのデッキのスペルに対して２マナを生み出せること、そうでなくても無色の１マナを生み出せること、これがでかいと思う。何も考えずに出せる点が大きい。

結局のところ、いつの時代もマジックが壊れるのってほぼ必ず「マナ」の概念を無視したデッキが生まれるときなんだよなぁ、って思う。だからこそ、モダンでは明確に３ターンキルできるデッキが排除されてきたわけだ、これは４マナのムーブ、あるいは最悪後攻でも３マナの動きは保障されているということを意味しているわけだ。
この前提をやすやすと壊してしまうカードが「土地で」「８枚」入るのはモダンでは（恐らく）許されないわけだ。きっと４ターン目に出る難題の予見者とか、５ターン目に出る現実を砕くものは強いは強いけど普通の強さだと思う。

記事にはしてなかったので後出し気味ですけど、双子禁止は割と信じられなかった組です。確かに勝つ回数は多いものの、対策する方法が数あることを含めてそれが支配的なことはなく、対策を練られていなかったときの親和っぽいなにかやジャンドとかは環境に居た。それなのにこれを潰してしまったのは信じられなかった、というのが自分の感想。そして最終的な結果としてエルドラージの台頭。ウィザーズは何を思うかね。

あ、後関連パーツの高騰ですけど、いつもどおりめんどくさい。どうせ関わってないかと思ったら、中途半端に関わってたりするから困るんだよね。