気まぐれな日記

ε(Phis)が気まぐれに書きなぐるブログ。

14日の問題の答え(執筆日16日)

答えと解説っ!

(1)(ア)○(イ)○(ウ)×(エ)×(オ)×
(2)(ア)×(イ)×(ウ)○(エ)×(オ)×


解説。
(1)(ア)もう覚えてしまうしか。ついでに下の問題で出てくるハロゲン化水素のように、ハロゲン元素とその他の物質を化合させた物質をハロゲン化〜といいます。(代表的なのはハロゲン化水素やハロゲン化銀
(イ)そもそも、常温常圧で液体の元素は臭素と水銀。水銀は12族の元素で12族はそのほかは金属で固体。塩素(気体)、臭素(液体)、沃素(固体)と三態全てが存在するのはハロゲン族のみです。
(ウ)HFやNH3、H2Oは水素結合という特殊な結合を作り、普通の分子間力よりも強い物を作るのでこの3つにおいては例外的に沸点が高くなります。ちなみに、それがない場合、質量が大きいほど分子間力は大きくなります。故に、ハロゲン化水素ではHClが一番融点が低いことになります。
(エ)弗素は反応性豊か過ぎて単体では存在できません、すぐ空気中の物質と化合します。こんな反応性がそのまま毒に繋がります。
(オ)弗素や塩素はかなりいい感じの毒ですが、沃素はそこまでめちゃくちゃじゃないです。現にアルコール溶液がヨードチンキって言う消毒液として使われてたとか。


(2)(ア)ラドンとか言う妙に怪獣臭い名前の物質は放射性同位体しか存在しないため、安定とはいえません。
(イ)ヘリウムは最外殻電子の数は2です。高校生になっている人は間違えたら恥ずかしいです。かなり。
(ウ)有名な実用例はネオンサイン。その他の希ガス元素も発光するとか何とか。
(エ)ヘリウムは「常圧」では残念ながらどんなに冷やしても固体にならない物質です。が。今回は圧力を指定されていません。圧力をかければ固体になります。
(オ)ヘリウムの原子核α線です(α線はα崩壊時に出ます。主に大きなラジオアイソトープが崩壊するときに発生します)。ちなみにβ線は電子のみです(これは逆に小さなラシオアイソトープが崩壊するときに出ます、β崩壊とかいうらしいです)。ついでに、放射能と呼ばれるものはα線β線γ線の総称です。(γ線は波長のアルティメット小さい電磁波です。放射能が危険な理由は体の中に線が入ると体の中の分子を分解してH+やOH-、すなわち酸や塩基を作るためであるそうです。だから放射能を浴びたときのドローリはあながち嘘でもないとか)