気まぐれな日記

ε(Phis)が気まぐれに書きなぐるブログ。

Might night

夜です。1時です。眠いです(なら寝れ
大合奏にJ・S・バッハの小プレリュード(BWV 999)を入れてたらいつの間にか…(ぁんだと
…正直のところネタないだけですね、はいすみません。


世の中の化学の話
今の世の中、化学製品がほとんどですよね。本当に化学の力を受けていないものなんて数えるほどしかありません。
例えば身近な家電でも…冷蔵庫だと断熱材だったか冷却材だったかに「シクロペンタン」(環状炭化水素(シクロアルカン)の1つ)だったり、プラスチックと呼ばれている物だって、「ポリエチレン」「ポリプロピレン」などの化合物だし、麻酔薬の「エーテル(エチルエーテル)」「トリクロロメタン(クロロホルム)」だって化合物だし、今いろいろなところで聞く半導体と言うものも、「珪素」「オゾン」など化合物(単体)を使っている…
とにかく、今の世界の化学はかなりすごいです。とってもとっても暇だ、或いは何か勉強をしたいと言う方がいたら、化学をすこし身近なところから調べてみたらどうでしょうか?


何故かクロロホルムの作り方(置換反応です)
まず、メタンガスと塩素ガスを用意します。
その混合気体に強い光を当てます。そうすると、(下の反応式の矢印はすべて光触媒適応下)
CH4(メタン)+Cl2(塩素)→CH3Cl(クロロメタン)+HCl(塩化水素)
CH3Cl+Cl2→CH2Cl2(ジクロロメタン)+HCl
CH2Cl2+Cl2→CHCl3(トリクロロメタン(クロロホルム))+HCl
こういう形でクロロホルムが出来ます。上の反応式からさらに光に当てると、
CHCl3+Cl2→CCl4(テトラクロロメタン(四塩化炭素))+HCl
四塩化炭素が出来てしまうので注意。…ま、どうせ全部麻酔効果はありますが。
上の反応の副産物として出来ている「塩化水素」は水に溶かすと「塩化水素酸(塩酸)」になるので一石二鳥ですね♪(マテ


…でもクロロホルムや塩酸を悪用しないように。