気まぐれな日記

ε(Phis)が気まぐれに書きなぐるブログ。

えどっむぷれびゅー6日目

プレビューも折り返し。独断と偏見の紹介も折り返し。244344


・最後の望み、リリアナ
普段はプレインズウォーカーはまずピックアップしないんだが、こいつはなかなか「面白い」のでピックアップ。
+1は除去ともいえるが除去としての力は比較的薄く、実は束縛無きテレパス、ジェイスのようにダメージレジストとしての運用が基本となる能力。例えば森の代言者(ただし、土地5枚以下の時のみ)のダメージを0にしたりすることができる。タフネス1のクリーチャーに睨みをきかせながらダメージレジストできるところは流石に強いと言わざるを得ない。
−2は墓地肥やしと墓地回収。回収できるのはクリーチャーのみではあるが、リリアナを守るトークンでないクリーチャーを復活させることができる、とも読むことができる。それが反射魔道士だったりすると相手は最悪な気分になること請け合い。
−7はターン終了時にゾンビを今ある数+2体出す紋章を得る能力。ガンガン増えてくし、能力を使ったターンから出始める。もともと出てたらもっと出る。+1が強いのでそこそこ発動可能だと思う。
と、総じて「コントロール寄り」な能力のリリアナでした。ハンデスの能力はありませんが、3マナであることを考えるとすさまじく強いと思います。タフネス修正が−1であることも含めて、モダン以下で活躍するかは自分にはわかりませんが、−2とタシグルとかは比較的相性がいいと思いますし、入れてみたデッキが登場することは大いにあり得ると思います。


・リリアナの誓い
やっとゲートウォッチになったか…もとい。誓いサイクルの中では比較的強力な部類のカードだと思います。出たとき能力は普通の布告であるため、環境的には餌食にも劣るカードですが、プレインズウォーカーが出たターンにゾンビを出す、と言うのはかなり強いと思います。例えばジェイスや今回のタミヨウなど、相手のクリーチャーに干渉しづらいプレインズウォーカーにとってそれを守ることのできるクリーチャーを出せるというのは非常に大きな効力、プレインズウォーカーの維持に貢献すると考えられます。そして維持の難しいプレインズウォーカーっていうのは大概能力が強い。その補助としては十分すぎるカードだと思います。


・ゲートウォッチ配備
リミテ0点カード。構築ロマンカード。デッキ構築によっては7枚見るは十分すぎる確率で2枚出す。頭おかしい。6マナでプレインズウォーカー2枚とか狂ってる。注意すべきはプレインズウォーカーの唯一性ルールぐらい。スタンではチャンドラとギデオンとか同時に出てきて死ぬ。無論、モダン以下のデッキでカーンとウギンを同時に出すとか言う頭の悪そうなことも問題なくできる。ただ、声を大にして言いたいのは、こんなカードを出しておいてプレインズウォーカーを除去するカードが環境にほとんどないということだ。ふざけてるのか。


・即時却下
弱そうに見えるが、結構ばかにならないと思うカウンター。4マナなのは言わずもがなもっさりしている。しかし現環境の普通のカウンター(風への散乱)は3マナであり、そこに1マナ増やすことで「追放カウンターである」「能力を打ち消せる」「打ち消されないを無視できる」「スタック上の複数の呪文や能力を処理できる」と言う条件加えるとどうだろうか。それぞれの比較対象(近い能力なの)は、「雲散霧消」「もみ消し」「精神壊しの罠」「時間停止」あたりである。残念ながらピッチであるとか(意志の力)これ自体が打ち消されない(対抗変転)とか打ち消されにくい(狼狽の嵐)とかそういった要素は持ち合わせていないものの、複合的な能力を持っているカウンターであるため、採用は一考の価値ありだと思う。スタンでウラモグやワールドブレイカー、エムラクールあたりを能力ごと打ち消せるのは非常に貴重な存在である。EDHにおいても、大体いつでも腐らないカウンターとして潜めておいてもいい。最も、EDHにおいてカウンターは弱いのだが…


文章が長くてわかりにくかったなら…
「最初っから読もう。な?」(訳:ごめんなさい)