気まぐれな日記

ε(Phis)が気まぐれに書きなぐるブログ。

あたらしいかんきょう

はい、遊戯王のことです。
公式に新しい禁止制限(リミットレギュレーションとか言うんだってさ)が着たので、一応。
http://www.yugioh-card.com/japan/event/forbidden.php?list=201309
ここでは変化した部分について自分の意見を。あと先に言っておくけど長いよ、この記事。
・炎征竜−バーナー、水征竜−ストリーム、地征竜−リアクタン、風征竜−ライトニング(無制限→禁止)
本来は普通に親のリクルーターとして機能させるつもりだったのであろうが、子と親の回数カウントを同一にしなかったとか、属性をあわせる必要なく「捨てて」発動とか、それ自身が親のコストになれるとか、親の効果でサーチした後にそのまま発動できるとか、いろいろまずかった。もともと2枚〜1枚しか積まれることはなく、親はレギュラーパックに対し子はプロモパックという商業的な意味でも禁止にするのが妥当だった、のかな?実際征竜は親だけでも十二分に戦えると思う。ブルーアイズストラクとの相性もいいし。みんな大好きのトラウマDDBをぶっちぎりで超える速さの禁止。その事実だけでも相当すごいやつら。
・魔導書の神判(無制限→禁止)
書いてあることがおかしい筆頭候補カード。ワームとかにもなんかおかしいカードがあるのは事実だが、魔法と罠という違いや、テーマ的なアドバンテージ増加のしやすさ、速攻であり自分と「相手」の「魔法カード(魔導書である必要はない)」の発動回数によること、サーチが容易にできてしまうなどの理由が原因か。まあ冷静に考えてシスティと組み合わせておよそ毎回4アドバンテージ高い確率で取れてしまうのは明らかにまずい。そりゃまずい。このカードも1枚あると、テーマ的にサーチがしやすい上、再利用が非常に容易であることが問題だからか一発禁止に。デザインしたやつをできれば一発禁止に…
・A・ジェネクス・バードマン(無制限→制限)
セルフバウンスは強い、その上特殊召喚ができる。ゼピュロスみたいなやつ。ただこいつは手札からしかいけないものの、コストでのバウンスのため確実にバウンスはできるとか、チューナーであるとか、再録がほとんどないとかそんな強さがある。まあ問題は明らかにループコンボの所為でしょうが。神風ワンキルあたりを参照していただきたい。あとガリスワンキルとか。個人的には規制すべきはこのカードではない、と思う。
・ゼンマイシャーク(無制限→制限)
レベルが3〜5まで変えられるキザンみたいなやつ。キザンになるにもキザンよりも厳しい条件があるわけだが。ゼンマイマジシャンと一緒にワンキルまで行くのは確かに容易なカードではあるものの、そんなデッキ世の中いくらでもあるわけで。なぜ規制されたか個人的には不明。マジシャンと入れ替えればいいだろ、見たいな感じなのだろうか。
・No.11 ビッグ・アイ(無制限→制限)
その瞳によってモンスターだけではなくプレイヤーたちも魅了した、強力なランク7エクシーズ。個人的にはこいつこそ1発禁止にしてもいいカードだと思うんだが…理由は、現段階でランク7を狙えるデッキは限られているもののその限られたデッキでは出すことが容易であること、エクストラデッキであるためにサーチもできないコントロール奪取より確実性が高いこと、永続的制約なしのコントロール奪取であること、相手の対処によっては2回効果が使えること。弱点は対象を取ること(といっても他のコントロール奪取もほとんどそうだが)やヴェーラーで終わることではある。でもそれでも2600の打点持ちだから除去されにくいし…まあとりあえず経過を見たい。もう一度いうが禁止の素質はあると思う。
・水精鱗−ディニクアビス(無制限→制限)
こいつも発売から割と早い段階での制限。1枚切って特殊召喚できてサーチもできる。どこぞのクジラさんとは大違いですね。弱点は竜騎隊からサーチができないことなどではあるが、使いやすさは間違いない。なんてったってレベル7。使ってない人間からすると制限なのかなぁ?って言う気持ちなんだけど、やっぱりコストが2枚のメガロアビスや、アドバンテージを生みづらいタイダルなどと比べると有用だったんだろうなぁとは思う。
・立炎星−トウケイ(無制限→制限)
炎星で制限をかけるところがトウケイであるところを見ると商売してるなぁ、という印象がやはりふつふつとわく。3軸においてアドバンテージを2取れるところであるから規制がかかったのかしら。しかし効果を見た感じはやはり使いやすそうな印象ではあるなぁ。チョウテン、タイヒョウからホウシン、トウケイまでの流れをやられすぎてチョウテンを規制したほうがいいのでは?と思った自分は甘いのだろうか。チョウテンだったら商業的にも問題なさげだし。
・超再生能力(無制限→制限)
征竜をトップに上げた立役者。このカードの所為であいつらは展開に尽くした6枚の手札をすべて元通りにし始める。実際、子が消えると汎用性の高い「捨てる」ドラゴンが極端に減るからそこまでではないとは思うものの、やはりドローには厳しいのか。リリースによるところは聖刻あたりを見てればわかるとおりそこまでなのかな?なんか若干帰ってきそうな気はするんだけど。
・霞の谷の神風(無制限→制限)
どう見ても神風ワンキルの所為で規制かかってる。2枚以上あると1ターンに展開できる量が多くなるからね。それよりもディスアドバンテージにならない形で張り替えるほうをどうにかするべきでは…ともかく、このカードをエンジンとするにはなかなか厳しくなってしまった気がする。
・アビスフィアー(無制限→制限)
え?エンドフェイズに発動でいいの?それじゃあこのターンにはリンデちゃん墓地行かないよ?なことに定評のあるアビスフィアー。マーメイルならなんでもいいから相手のターンにぶん回すだけじゃなく自分のターンに追撃や展開補助をすることもできる素敵カードである。対処法があまり多くないことや、リクルート効果であること、リンデちゃん特殊からの流れが強いからなのか、制限。個人的には大助かりではある。個人的には。
氷結界の龍 トリシューラ(禁止→制限)
コピペでも貼ろうかと思ったけどやめた、みんな大好きトリシューラさん。DDBとは大違いである。おそらくシンクロをそろそろ真面目に復活させたいのであろうが、果たしてどうなることやら…今はメタカードがそれなりに充実しているから制限に変えたのであろうが、それって他のカードにも言えるのよねぇ…星4+星4+ヴェーラーとかで出せるからかなり多くのデッキのエクストラに投入されうるカードになるかと。
・炎舞-「天キ」(無制限→準制限)
汎用獣戦士サーチ。まあ汎用サーチは強いから基本的に制限かける方向でいいと思う。汎用でなくてもサーチカードは安定性の向上、実質のデッキ圧縮、範囲が広い場合は応用力が高くなるしね。…狼煙とかが解除されたり後述のエマコの無制限が個人的にはわりと信じられない。昨今、炎星や武神などの獣戦士強化も来てるしだからこその準制限かな、と。
・カオス・ソーサラー(制限→準制限)
環境に振り回される男、カオスパイダーマッ。今環境ではカオスドラゴンの相対弱化による環境への影響力の減少での制限緩和かな。無制限でもいいような気がするが、どこぞの宵闇と違って出しやすいこととかもともとのスペックの高さもあってかゆっくり緩和。次の環境でどうなるでしょうねぇ。
・剣闘獣ベストロウリィ(制限→準制限)
苺ちゃんもついに準制限。そもそも剣闘獣がはやってた頃はまだ遊戯王やってなかったことは秘密。このカードの問題は、汎用性の高さはもちろんのこと、剣闘獣のエースカード、ガイザレスの融合素材であることが問題。これによって剣闘獣は復活するのか、見ものである。なんとなく月読命みたいにそのまま無制限になりそうな気が…
・N・グラン・モール(制限→準制限)
みんなのアイドル、鬼畜モグラ。現環境でも数少ない対象を取らず破壊でない除去カードではあるものの、メタイオンという強敵や、そもそも特殊召喚が横行する環境だから除去が追いつかないなどの弱点からか準制限に。月読命と同系列の汎用性や用途を持っていると思うし、こいつもそのまま無制限になりそう。
冥府の使者ゴーズ(制限→準制限)
高速環境にまったをかけるがごとく、ゴーズが準制限化。モンスターによる戦闘でない除去の増加や、エクシーズによる打点の向上、今後登場する炸裂装甲護封剣の剣士というライバルの登場などが原因か。強いもののデザイナーズデッキに採用されることは多くはないのもポイントかもしれない。
・黒い旋風(制限→準制限)
剣闘獣を知らないということはBFも知らないということなんだが。個人的にはカルートをサーチされるだけでも死にそうなんですけどねぇ。シュラからブラストやゲイル、カルートと状況によって使い分けれるのは優秀。たださまざまな対処法があることもあってか準制限化。BFも着実に力を取り戻しているが、環境への影響はいかに。
・ゼンマイマジシャン(制限→無制限)
おそらくスポーアと大体同じ。ただし鮫を奪われました。合掌…ゼンマイは2枚による大量展開が強かったものの、いまだ寒い時代は続きそうである。KONMAIKONAMI様のほかのゼンマイ使えというお告げだろうか。
・スケープ・ゴート(制限→無制限)
長いこと制限だったこのカードが突然無制限まで。幻獣機でも使ってほしいんだろうか。総じて除去の豊富さやエクシーズ召喚の煽りを受けている気がする1枚。
月読命(準制限→無制限)
正直、制限になった頃からこの流れを予測してた、そして当たった。環境から置いてきぼりにされてる。ただし、現環境でも実は(召喚権を使うものの)さまざまな使い方ができる素敵なカード。そして俺の天敵。マジで。
・E−エマージェンシーコール(準制限→無制限)
環境の被害者。個人的にはサーチカードは制限かけっぱなしでもいいとは思うが。まあ環境にいないんじゃ結局のところ戻してあげてもいいよね、って話になるんだよねぇ。
高等儀式術(準制限→無制限)
このカードも準制限になった時点で割と無制限になるんじゃないかなーとか思ってた。環境に対して安定性が乏しいのが弱点。ただこいつも墓地肥やしに長けてるのは間違いなく、いろいろ楽しめそうではある。楽しめると勝てるは残念ながら同値ではないけどな。
・強欲で謙虚な壺(準制限→無制限)
このカードの無制限化を「無制限であっていいほど適度な調整がなされたドローカード」と見るか、「このカードが無制限であってもまったく問題がないほど環境が高速である」と見るかはあなた次第。ただ、個人的にはこのカードがすごくバランスがいいカードだとは自分は思うし、このカードを作った人はすばらしいと思う。
・名推理(準制限→無制限)
推理ゲートの片割れ。当てられると出ないし出るカードはランダムだからか無制限化。でもコストが無いだとか、初見相手で当てられることはかなり稀だとか、魔法カードを墓地に送りたいデッキだとかでは優秀なカード。でもモンゲは未だに制限から帰ってこない。この辺のカードはまあ戻しても問題ないよね、って言うレベルで解除されてる気がする。
・聖なるバリア −ミラーフォース−(準制限→無制限)
環境を物語るかのような無制限化。激流葬と比較して見ると攻撃反応はあまり強くない、といわれているのと同じである。どれもこれもモンスターが強くなっている所為でしょうねぇ。胸熱


最後のほう若干適当になっちゃったけど、まあ自分の思うところはこんなところ。