気まぐれな日記

ε(Phis)が気まぐれに書きなぐるブログ。

PSO、もといダイオキシン

PSOはとっても面白い。Lv25まで1週間で上がる(Faaaaaaa?


と、いうことで結構まじめにダイオキシンのことでも書いてみます。(と、いうことで?


今日の化学


ダイオキシンとは何か、またその危険性


ダイオキシンとは何か。まずそれを知らない人も多いかも。実際自分もつい最近まで炭素が入ってて危険程度までしか知りませんでしたし。(ぉぃ
ダイオキシンというのは、実はPCDD、PCDF、Co−PCBの総称なんですよ。この英語の中にもまたいくつかに分かれますし…また、PCDDの事のみをダイオキシンと呼ぶこともあるそうです。


PCDDとは?


PCDDはポリクロロジベンゾパラジオキシンのことです。英語だけ見てこの名前が浮かんだあなたはかなりすごいです。いあ、まじで。
これは、ベンゼン環2つの隣接する2つの水素が酸素に置換されて結合している、ジベンゾパラジオキシンの残りの8つの水素がいくつか塩素原子に置換されたものの総称です。クロロというのは塩素、ポリというのはたくさんということを示すので、まあ納得できる名前ですね。(な


PCDFとは?


PCDFはポリクロロジベンゾフランのことです。これもまた英語だけでこの名前が浮かんだあなたはすごいです。まじで。
これは2つのベンゼン環の1つずつの水素原子がはずれ、そこがお互い結合し、そこに隣接する1つずつの水素原子が酸素に置換され、真ん中にフラン環ができている、ジベンゾフランの残りの8つの水素原子のいくつかが塩素原子に置換されたものです。以下は、上と同じですね。


Co−PCBとは何か?


Co−PCBとは、コプラナーポリ塩化ビニフェルのことです。コプラナーとは、同一平面のことですね、立体じゃないんです、ええ、きっと。ポリ塩化ビニフェルとは、ベンゼン環の水素原子1つずつが、そのままつながっていて、また残りの10個の水素原子がいくつか塩素原子に置換されたものです。


それらの毒性


毒性、ラットやマウスによる実験結果ですが、2378−TCDDが人工物では最強の毒です、本当に。世間を騒がせた青酸カリと比較してみると…約10000倍ですね。それ以外でも、2378−TCDFで青酸カリの約1000倍です。でも、もっとも人口のものでは天然の毒には勝てませんよ。ボツリヌス菌の毒素は、2378−TCDDのさらに約10000倍の毒素があります。危険です、はい。その他天然系毒素では、破傷風ボツリヌス菌の約10分の1、スナギンチャクの毒素は2378−TCDDの約10倍の毒素があります。人間は大いなる自然にはかないませんね…