気まぐれな日記

ε(Phis)が気まぐれに書きなぐるブログ。

ダブルマスターズのボックストッパー個人的評価メモ

たまに記事書くと思ったらこれだよ!

 

mtg-jp.com

ダブルマスターズ、現在絶賛プレビュー中となっております。VIP版とかいう値段がまるで意味不明なアイテムまで存在しています。

 

 

まあ、で。もちろんみんなが気になるのはボックストッパー(VIP版はフォイル仕様)の存在でしょう。全40種類。1パックに2枚しか封入されていない希少なカードをコレクターやレアカード好きが狙うのは自明の理である。

と、いうことで個人的に当たって嬉しい、当たって悲しい、そんな評価をつけていくことにしようと思う。特に真面目に語るほどのことではなく、ただの与太話だと思ってくれればいい。評価なんて人によって変わるんだから。

 

9段階評価、数字が大きいほど嬉しく数字が小さいほど悲しいものとして以下に評価、その理由、その他コメントを記していこうと思う。トッパー全公開まで随時更新予定。

 

○個人的評価簡易まとめ

9 魔力の墓所 意志の力

8 サイクロンの裂け目 オパールのモックス 思考囲い 金属モックス

7 精神を刻む者、ジェイス 貴族の教主 血染めの月 石鍛冶の神秘家

6 法務官の声、アトラクサ 巨大なるカーリア 解放された者、カーン 踏査 翻弄する魔道士 探検の地図 ウルザの鉱山 ウルザの魔力炉 ウルザの塔 火と氷の剣 ファイレクシアの変形者 致命的な一押し 殴打頭蓋 稲妻のすね当て 饗宴と飢餓の剣 毒の濁流

5 ワームとぐろエンジン 闇の腹心 議会の採決

4 倍増の季節 輪作 アカデミーの廃墟 渦巻く知識 希望の天使、アヴァシン 光と影の剣

3 荒廃鋼の巨像 騙し討ち ゴブリンの先達

2 

1 戦争と平和の剣 肉体と精神の剣

 


○詳細

●神話レア枠

・法務官の声、アトラクサ 個人的評価6

 増殖できる4色のクリーチャー。もっぱら天使コレクションの需要が高いと考えられる。あとこの類のトッパーはEDHのジェネラル映えするため、そこそこの需要はあると考えられる。多分EDH以外の需要がほとんどないので、供給枚数が他のカードと同等になると値段はある程度落ち着いてくるのではないか、と。

・荒廃鋼の巨像 個人的評価3

 使われる主戦場はヴィンテージのティンカーか。正直タイムヴォルトでよくね?とか思ってしまうんですが、どうなんですかね。EDHで出すとヘイト100%のカードであり、そもそも重すぎて出ない。単に需要が少ないと考えられる。

・倍増の季節 個人的評価4

 EDHでプレインズウォーカーをたくさん使いたい人向けのカード。競技チックというよりはカジュアルチックなカード。ド派手なことはできるが、重くて影響力のあるカードはやはりヘイトがたまりそうで。カジュアルでの需要もあるが、これに関しては絵についても好みの人がいそうではある。個人的評価はあまりうれしくない、かな。

・魔力の墓所 個人的評価9

 言うまでもないEDH最強マナファクト候補。単純にEDHにおいて(金銭的理由を除き)入れないデッキがほとんど存在しないカードであるという点から一定以上の需要はほぼ間違いないと考えられる。その需要は(希少価値の観点もあるが)市場価格が十分に物語っていると思う。ヴィンテージにも使われるらしいね。

・巨大なるカーリア 個人的評価6

 天使やら悪魔やらドラゴンやらと仲のいい人間。基本的にアトラクサと同等の評価。特別競技的に強いといわれるジェネラルでもないし、まあこんなもんやろ(適当)。

・解放された者、カーン 個人的評価6

 ウルザトロン、ポスト系など、ビッグマナを生み出すデッキ御用達のプレインズウォーカー。EDHでは重いピン除去にしかならなそうな気がする。これはどうしても好みのところが強いが、絵がちょっと気に食わない。トロンに繋がっている絵なので、コレクター的には結構需要はありそうだが、この記事は私の個人的評価を書くところなんで6で。

・精神を刻む者、ジェイス 個人的評価7

 みんな大好き神ジェイス。モダンやレガシー、ヴィンテージにおいてコントロールのフィニッシャーを務める強力なプレインズウォーカー。EDHでも永遠にブレインストームし始めるので割とシャレにならない。唯一絵の変更がないトッパー枠のカードだが、やはりみんなに染み付いたイメージ的には変えなくても問題のないカードだと思う。最近は採用枚数が減っている気がするが、複数枚必要と言う観点もあり、この評価。

戦争と平和の剣 個人的評価1

 個人的にはザ・はずれ枠。どこで使うの臭がすっごい。石鍛冶系のデッキでもほとんど採用しているところを見たことがない気がする。剣のアートの統一感の観点から、1枚だけ再録してしまったことも完全に向かい風。

 追記(2020/07/24)剣1枚じゃなかったわ、すまんかった。ただそれでも評価は変わらない。

・ワームとぐろエンジン 個人的評価5

 除去耐性を持った極めて強力なクリーチャー。モダンやレガシーで使われる気がする。このカードの問題点は、現状でまるでガン積みするカードでないため、それほど大きな需要がないこと。あと、これはかなり個人的な意見だが、元の絵のカッコよさが強すぎてトッパーの絵が受け入れられない。

・騙し討ち 個人的評価3

 スニークショーのキーカードの一つ。速攻でクリーチャーが走れる強さは間違いないが、レガシーでの一部のメタにしかかかわらないうえ、ショーテルは型がいくらか存在するため、需要が単に少なそうなんじゃないかなと。あとゴブリンの主張が強すぎてぱっと見では後ろのドラゴンに気づかなかったし、何よりむさくるしい。

・闇の腹心 個人的評価5

 モダンのジャンドでよく使われてた気がするカード。2マナなのに継続的にアドを稼いでくれるので単純な性能面で強い。あと絵もすげー悪い腹心って感じはする。需要も基本的には複数枚。じゃあなんでここ?と言われたら、周囲の環境が変わってクリーチャーの取捨選択が昔とだいぶ変わってて結局需要が落ち着いているから。ルールスとか強いよなぁって。
オパールのモックス 個人的評価8

 モダン親和(他アーティファクトデッキ)の御用達…だったカード。禁止は悲しい。現状ではアーティファクトを必要とするためレガシーの一部のデッキ、ヴィンテージの一部のデッキ、EDHの一部のデッキでしか使われておらず、落ち着いているイメージ。だが逆に使うデッキでは4枚積まれて当たり前だったりするため需要量はそこそこ高いと予想。あと、アートが…これはいい。昔のオパールのモックスを知っていないとただの良い絵なのだが、昔を知っていると、ミラディンがほぼ完全にファイレクシアによって「完成」してしまっていることがわかる。願わくばアーティストも同じであってほしかったがそれは高望みだろう(何故かと言うと、再録された金属モックス(EMA)、モックスダイヤモンド(FtV)、各種有色モックス(VMA)でアーティストが統一されているため。モックスタンライトは別の人)。

・火と氷の剣 個人的評価6

 剣の中でもわりとよく使われるやつ。実際強いことしか書いてないから仕方ない。絵に関して、なんか騎士っぽい人が持ってるのは好みが分かれそうではある。装備系のデッキにおける需要の高さを考えると、需要は十分ありそうではあるが、個人的にそこまで欲しいわけでもないのでここに評価は落ち着けた。

・意志の力 個人的評価9

 言わずと知れた青いピッチスペル。レガシー、ヴィンテージ、EDHの青いデッキにおいて非常に高い頻度で積まれている(気がする)。ただでさえ市場評価が高く、レガシーやヴィンテージにおいては4枚積むこともままあり需要は高い。個人的な欲しさも相まって最高ランクの評価。今回のフルアート版は絵師がニールセンでないので、人によってはフルアートじゃないほうが嬉しいのかもしれない、というところはある。

・希望の天使、アヴァシン 個人的評価4

 いつもわれわれの心の中にいるらしい。絵は極めて美麗。天使コレクターへの需要は非常に高いカードだと思う。個人的には当たってうれしいはうれしいんだけど、これよりももっと欲しいのがたくさんある、と言う気持ちになってしまいそうな気がするので評価はここで落ち着ける。

・殴打頭蓋 個人的評価6

 石鍛冶パッケージ。ただ強コントロール生物。現状で石鍛冶の使えるフォーマットでは使えるカードであり、普通に石鍛冶デッキを作る動機にもなりそうなカード。最初のやつやプロモ版もそうだけど、よくわからないでかくて強そうなやつ感、嫌いじゃないよ。

・金属モックス 個人的評価8

 モダンで禁止されている0マナマナファクト。手札を失うが継続的なマナソースになるカードが弱いわけなく(モックス・ダイアモンドとかもそうですね)、無色でないデッキだったら入る良カード。こういうグラデーションのある背景、白い本体のカードはfoil映えもするし、EDH需要も結構高そうな気がするのでこの評価。自分がfoilを持ってないところが大きいともいう。

・肉体と精神の剣 個人的評価1

 リミテで強いが、構築においてほぼだれも使わない現実。絵が結構かっこいい、5本の対抗色剣サイクルの一角で集めるぐらいか。私は要りません…現実的な話、晴れる屋のデッキ検索、2015年以降、TOP8以上での採用をそれぞれ見ていくと(2020/07/29現在)、赤青剣は791件、緑黒剣は211件に対して、白黒剣は130件、白赤剣は34件、そしてこの青緑剣はたったの2件である(それもそのうち1件はEDH)。これはひどい

・饗宴と飢餓の剣 個人的評価6

 対抗色剣序列2位。なんかしらんが土地がアンタップし始めるのは今の荒野の再生みたいですね。まあ攻撃を通さなきゃいけないんだけど、修正とプロテクションのおかげでそこまで難しくもなく。手札も捨てさせてしまう悪い奴。まあ普通に当たってうれしい側な気はするよ。

・光と影の剣 個人的評価4

 最後に公開された対抗色剣。採用率は真ん中で、主にプロテクションの強さが光るカード。除去はほぼ当たらなくなると言ってよい。それとグレイブディガー効果で明確に強いカードを使いまわせたりできるため、経戦能力が高くなる剣。まあ個人的にはそこまで欲しくはないのでこのライン。

 

●レア枠

・踏査 個人的評価6

 EDHにて1ターン目からとんでもないマナブーストをするエンチャント。弱点はこのカード自身はアドバンテージを取れないこと、手札の土地が尽きたら存在価値のないカードとなること。強さと弱さが割と極端なカードで、需要が絶妙に低い。ただ絵がめっちゃきれい。

・サイクロンの裂け目 個人的評価8

 これまたメインの需要がEDHのマスバウンスカード。超過持ちなので自分のカードに対象変更されることもなければ、インスタントタイミングでのキャストが可能と極めて細やかに動ける強力なカード。青だったら割と頻度高く入ってくるカードではなかろうか。そんなのトッパーになったらほしいでしょ。

・貴族の教主 個人的評価7

 賛美を持った3色マナクリ。主にモダンが主戦場だろうか。パワーが0なので罠の橋状況下でも殴りながらダメージを与えに行ける。使うデッキでの使用枚数が多い(はず)なのと、有用なマナクリは基本的に評価される傾向にある気がするのでここ。個人的に欲しいかといわれると微妙。

・議会の採決 個人的評価5

 レガシーで真の名の宿敵を殺すためのカード。本当は多人数戦のために作られたメカニズムのはずなのに、多人数戦では言うほど強くなかったりする難しいカード。トッパーの絵はおっさんたちが怖い。万能除去であり、ちょいちょい使われるので持っておきたいなーぐらいの感覚。

・翻弄する魔道士 個人的評価6

 なんか相手のカードを封殺し始めるヘイトベア。しばしばサイドボードに入れられるカードで、相手の行動を大きく阻害できてそのまま勝っちゃったりする。悪いやつ。枚数を使うし、使ったことないが使ったら自分は気に入りそうなカードなので。

・アカデミーの廃墟 個人的評価4

 墓地に行ってしまったアーティファクトを無尽蔵にライブラリトップに戻せる土地。再録が少なかったため少々値段が上がっていた土地。効果自体はアーティファクトデッキならなかなかうれしいが、即座に手札に加わるわけではないので状況を選んだりする。実はエンチャント版がヘリオッドの高潔の聖堂という名前でモダンホライゾンで収録されているが、これも値段が安いことを考えると需要はあまり多くないんじゃないかな、とか思っている。もちろんアーティファクトとエンチャントは違うので正確のことは言えないが。

・ファイレクシアの変形者 個人的評価6

 主にEDH向けカード。3マナで使える上、マナアーティファクトにもなったりできるクローンでしばしば青いデッキのユーティリティ枠として見かける気がする。他のフォーマットで使うかはちょっとわからないが、EDH需要というだけで一定の価値は存在していると思う。私は欲しい。そう、欲しい。

・石鍛冶の神秘家 個人的評価7

 デッキ名にもなるカード。殴打頭蓋や火と氷の剣、饗宴と飢餓の剣やレガシーでは梅澤の十手、なんでも持ってきてインスタントタイミングで出すため非常に強いカード。使うデッキにおいて基本的に4枚積み、絵もなんていうかああ、剣作っちゃうんだな感あるところとかとっても良い。

・思考囲い 個人的評価8

 パイオニア、モダン、レガシーで死ぬほど使われまくってるハンデス。まあただ強い。ただ強いうえに、フェアリーが思考というパズルを抜くって言う絵のフレーバーがまたとっても良い。需要枚数を考えるとどうあがいても評価は高くせざるを得ない。

・血染めの月 個人的評価7

 紅に染まったこのオレオ。様々な特殊地形に対するメタカードであり、優秀な古の赤いエンチャント。多少の変遷はあれど割と常に使われている気がする。地獄のもののような赤さは個人的にはとっても良いです。

・ゴブリンの先達 個人的評価3

 主にモダンのバーンで使われる優秀なダメージソース。このカードの強さは極めて安定したダメージが常に飛ばせるところ。相手を4ターンで倒せば土地をあげたところで意味がないのだ。…モダンのバーン以外での活躍はほぼないに等しく、絵もゴブリンだからなぁ…と言う気持ちになってしまう。
・毒の濁流 個人的評価6

 強力な黒い全体除去。シングルシンボルの軽さに加えて、自軍のみ残すような芸当も可能な融通の利くカード。破壊ではなく修正なので、破壊できないなども無視できる。主にEDHとレガシー需要で、そこそこの需要は推定される。…問題は、元の絵もそうだったが、まるでfoil映えしないのよね、このカードのアート。ある意味しっかり毒の濁流になっている、ともいう。

 

アンコモン以下枠

・探検の地図 個人的評価6

 なんでも土地持ってこれるアーティファクト。モダンやレガシー、EDHでも割と見るカード。単純な需要枚数が多いため、結構いいお値段になりそうな気はする。自分がいらないという弱点を抱えているのがいただけない。

・ウルザの鉱山、ウルザの魔力炉、ウルザの塔 個人的評価6

 モダンの上位にウルザトロン(緑単トロンやエルドラージトロン、青単トロンなど)が存在している上、これらのデッキに4枚必須。需要が極めて多い側のカードである。が…必要数が多すぎて逆に誰も買わないんじゃ、とか思ってる。集めるの厳しすぎやで。自分で当てても宝の持ち腐れしそうなのでこの評価。

・輪作 個人的評価4

 なんでも土地を持ってこれる緑のインスタント。EDHでは大概ガイアの揺籃の地、レガシーではカラカスやボジューカの沼とかが持ってこられる?むちゃくちゃなカード。個人的に緑をほとんど使わない+欲しいわけではないのが評価を明確に下げている。

・渦巻く知識 個人的評価4

 主にレガシーで用いられる極めて強力なドローインスタント。なのだが、最近わりと事あるごとに再録されてるため、希少価値が皆無に等しくなっている。それどころか、絵が見事に人を選ぶ出来。フルアートカードでこの絵を見たい人がどれだけいるか、というお話で、私はあまり見たくない。需要枚数は多いと思うが、人気は相変わらずメルカディアン・マスクスのもの1強になるのではなかろうか。

・致命的な一押し 個人的評価6

 ヤクザキックの結果の描かれた絵である。とても良い。だいたい4マナ以下のクリーチャーを殺すカードであり、1マナと言うのが極めて偉い除去カード。様々な除去カードはこれまでに刷られているが、1マナの黒い除去では現状最強なのではなかろうか。

・稲妻のすね当て 個人的評価6

 主に殴りEDHのお供。と、言いたいところだが、装備0マナで被覆がつくため、システムクリーチャーを守るのにも結構役に立つ。ほぼ完全にEDH需要のカードだが、これまでの再録がほとんどなくほしかった人は多いはず。そしてフルアートの疾走感は稲妻してて良い。

 

 

全カード公開終了、トッパー個人的評価も完了です。皆様、いいカードが引けることを祈っております。