気まぐれな日記

ε(Phis)が気まぐれに書きなぐるブログ。

おくれたあけおめ。よりもマジックの話がしたい。

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年も当ブログおよびメダルロックをよろしくお願いします。




なんて形式的な挨拶はここまでにして。(MTGの強烈なネガ記事です)














(この記事はこれまでにいろんな人が言ってきたことを踏まえて、私の意見を書きます)
なんだよこの禁止改定(http://mtg-jp.com/publicity/0018224/)。
禁止内容自体に問題があるとは言わない。
じゃあなにか。このスタン環境において禁止カードを3枚制定してしまうこと、および言い訳内容の整合性のなさ。そして僅か3か月で使用が不可能になるカードの存在。その辺が問題あるのではと考えている。
ひとつずつ言及してみる。


1.このスタン環境において禁止カードが制定
少なくとも、コプターを除いて俺にはあまり支配的な環境には見えないんだが。エムラクールは黒緑昂揚、ハゲは青白フラッシュなどに採用されるが、環境には赤白機体、赤緑エネルギーアグロ、霊気池の脅威、赤青電招の塔などその他ローグとそこそこのデッキが存在しているはずだ。ローグを置いておいても、そこそこデッキの種類があるように見える。
しいて言うなれば、いずれのデッキもそこそこ多くのクリーチャーで戦うことをメインにしている。コプターが強力なカードなのは認めるのだが、こいつはクリーチャーをそこそこ多く用いなければいけない機体と言う性質を持っている。
だからコプターはほとんどすべてのデッキで使われるようになっているわけで、ひとえにクリーチャーを(スペルに比べて)強くし過ぎた結果ではないかと思っている(注:僕はスペル至上主義です)。
横にそれてしまった。さほど支配的でない環境(と少なくとも私は感じている)において、特定のパーツを禁止するのはいかがなものか。世論と乖離があったら申し訳なし。


2.禁止カードの制定そのものについて
知っての通り、MTGは特にスタンダード、リミテッドについて調整を行っている。それゆえ、どこぞの国産TCGとは異なり禁止カードを(スタンダード環境において)制定することは過ちであり信頼を傷つけることになるということを明確に言っている(参考:http://mtg-jp.com/reading/translated/001716/)。
まあ開けたパックから使えないカードが出てくるわけです。そりゃ欠陥商品みたいなもんだわな。
まあこれに関しては、人間失敗は必ずあるから仕方ないね、とは思っている。が…


3.言い訳内容の整合性のなさ
まずエムラクールの言い訳。ふわっふわすぎる。何がどう市場調査でいけなかったかとか全く書いてない所為で禁止原因が全くわからん。せめて精神隷属器の効果はゲームをつまらなくするだとか、キャストした時点で盤面を固定化してしまい、試合は長引くが試合結果が決まってしまうだとかそういう言い訳を書けと。
次にコプターの言い訳。このカードがほとんどのデッキで使われるようにしたのはお前らだろう、と言う話は上記項目で述べたところだが、これについては「整合性のなさ」の部分がポイント。参照記事(http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0018208/)の一部分を以下に抜粋する。
(抜粋ここから)とは言え、『霊気紛争』はいくつかの強力なカードがあり、それだけでなくこのセットを確定させるときに近づくころまでには我々は《密輸人の回転翼機》に対する回答が必要であることが分かったので、それらは回転翼機に対して強力です。私は《密輸人の回転翼機》がメタゲームから脱落するなどとは言いませんが、うまくいけば、人々にそれと戦うときの選択肢やそれをプレイしないデッキの選択肢がもう少し増えるでしょう。(抜粋ここまで)
対策カード作ってなんで禁止にしてんだよ!おかしいだろ!そして最終的にはどっちも欠陥製品じゃねーか!(どっちも=カラデシュ+霊気紛争、前者はコプターを作り出してしまいそれを禁止にしてしまったところ、後者は対策カードを作ったのに対策すべきカードが禁止されてしまったこと)
ハゲについてはまあ文句ない。しいて言うならばどのデッキもクリーチャーが相対的に強い環境でどのデッキにもほぼ必ずクリーチャーが入るからこいつは強いんだよね、ぐらいしかいうことがない(注:上記の通り僕はスペル至上主義です)。これはコプターがどのデッキにも入る事とほぼ同値だと言える。


4.僅か3か月で使用不可能になるカードの存在
ええ、最新に近いパックを買ったらレア枠から使えないカードが出てくるんだぜ…ダメに決まってんだろ…
某国産TCGでもまあ高速禁止化はままあることだが、このスピードでの禁止はされたことがないはず、と、言うかこれだけ過去の地盤を築いた(発売日禁止とかいう素敵なこともやらかした経験を持っている)カードゲームで、やってしまうのかと言う失望がでかい。
さらに言えば、上記の通り、対策カードを次の弾で出すと言っていたのにこれですよ。全く持って意味が分からない。
どこぞの書き込みであったが、ローテーション期間変更やら、プロへの賞金の額面変更やら、カード作ってる側と上層部の意思疎通がまともに取れているのか怪しいと思わせる部分である。


そんなこんなで、環境はともかくのところこの禁止改定にはどうも納得のいかない僕でした。







ところでなんでギデオン禁止にしないの?